上腕三頭筋への刺激を変えて太い腕を作る「テイトプレス」のやり方を解説
「腕が中々太くならない」、「最近腕がたるんできた」
こんな悩みを持った方は世の中に沢山います。
腕の筋肉＝上腕二頭筋（力こぶ）という認識から、
腕のトレーニングでアームカールばかりを選んでしまう方が一定数いらっしゃいます。
ですが、腕の体積の2/3の筋肉を占めているのは上腕三頭筋です。
筋トレして腕を太くするなら上腕三頭筋を鍛えなければ
全然腕が太いという印象を与えられません。
押し込む動作の筋力を高めたい人や腕を太くしたい方は
必ず上腕三頭筋の種目を取り入れましょう。
そんな上腕三頭筋を鍛えるメニューの中でも、今回は少し珍しいモノを紹介します。
「テイトプレス」という種目です！知ってますか？
上腕三頭筋の外側頭(腕の外側)を鍛える種目で
より立体的な腕を作るのに効果的です。
テイトプレス/筋トレライブラリー
テイトプレス/鍛えられる部位
- 上腕三頭筋（腕）
テイトプレスは他の筋肉の関与が少ないので、上腕三頭筋へダイレクトに負荷が掛かります。
ベンチプレスとはまた少し違った動きになるので、刺激のされ方が違います。
普段取り入れていない人は筋肉痛になりやすいですね。
ダンベルと横になれるベンチがあれば自宅でも簡単に出来るので、取り組みやすいメニューですね。
マニアックな種目ですが割と効果が大きいので、この機会に覚えておいて損はないでしょう！
では早速、やり方を見ていきましょう！
テイトプレスのやり方
珍しい筋トレなのでしっかりとフォームの確認をしておきましょう。
なんとなくのフォームで行うと、効果が無かったり、怪我をする恐れがあります。
まずはやり方を覚え、フォームチェックをしておきましょう。
馴れてくれば、比較的簡単なメニューなので重りを増やして行ってもOKですよ！
- ダンベルを両手に持ち、ベンチに仰向けになる
- 胸の前で拳を合わせるようにダンベルをくっつける（手の平は下半身の方へ向ける）
- 出来るだけダンベルを中央に寄せたまま、肘を伸ばしていく（最後は開いてもOK！）
- 同じ軌道でスタートポジションへ戻る（２に戻り、繰り返し）
動画でもしっかりと動作確認を行いましょう！
早く行うのではなく、ゆっくりとターゲットの筋肉に
負荷が乗っているかを意識するだけでも効果は全然違います！
【１分で解る筋トレ解説】テイトプレス【筋トレライブラリー】
テイトプレスを効かせる為のポイント解説
テイトプレスのポイントは「肘」です。
肘を固定しておかないと、負荷があちこちに逃げてしまい効果的に鍛える事が出来ません。
自分の胸の前で可動させるので、フォームチェックは簡単に出来ると思います。
出来るだけ高い位置に肘を固定することで大胸筋の関与を減らす事が出来ます。
常に「肘」の固定に気を遣いながら、トレーニングしましょう！
※トレーニングを行う際は、ストレッチ・ウォーミングアップをしっかり行いましょう。
- 肘を高く固定し、前腕部（肘から手に掛けて）のみ可動させる
- 少し背中を丸めるように上体を固定する
- 反動を付けずに行う
- 常に上腕三頭筋へ負荷を掛け続ける
- 負荷が抜けない範囲で可動域を大きく取る
上記のポイントを押さえながら、１０～２０回×３セット以上出来る重量を選択しましょう。
あまり高重量を使いすぎるとフォームが崩れてしまいますので注意しましょう。
最後に
テイトプレスの刺激はいかがでしょうか？
最初はフォームが定まらずに難しい種目かもしれませんが
繰り返し練習するうちに筋肉への負荷を感じやすくなってくるハズです。
腕の種目はバリエーション豊かで、どの種目を選択して良いかわからなくなる時があります。
ですが、同じ種目をずっと行って刺激をマンネリ化させてしまうと
筋肉が負荷を感じにくくなります。
様々なバリエーションの種目を試して
自分に最適なトレーニングプログラムを作ってみましょう！
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