女王蜂だけが食べられる「ローヤルゼリー」その効果は?ハチミツ・プロポリスとの違いは?

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女王蜂だけが食べられる「ローヤルゼリー」その効果は?ハチミツ・プロポリスとの違いは?

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ローヤルゼリーとは

近年は、たくさんの健康食品がありますが健康食品の元祖ともいわれているのがローヤルゼリーになります。ローヤルゼリーは、健康食品を販売しているところで見かけることができますが、たいていは少量でも高価です。そもそもなぜこのように高い値段になってしまうかといえば、それは手に入れることが難しいからです。

ローヤルゼリーとは、女王蜂だけが食べることができるもので、働き蜂が花からとってきた花粉を分解した物です。そのため、採取することが難しく必然的に高い値段になってしまうわけです。

女王を育てる「ローヤルゼリー」

女王蜂は、必ずハチの巣の中に1匹存在しており、数千匹から数万匹いるミツバチの集団はその女王蜂を中心に活動しています。通常の働き蜂は1週間ほどで命がなくなってしまいますが、女王蜂はそのまま冬眠をするため翌年も活動することになります。働き蜂が花から採取したローヤルゼリーを女王蜂が食べ続けることで、長生きすることができているわけです。まさしく、女王蜂を育てているのが働きバチと言えるでしょう。

女王蜂は、3年から4年間生きつづけますが、毎日1500個以上の卵を産み続けるため、かなりのエネルギーと体力が必要になります。このエネルギーを維持するために必要になるのが、働きバチが作り出したローヤルゼリーと言うわけです。実はもともと働き蜂とも遺伝子は一緒ですが、生まれた後からずっとローヤルゼリーを口にすることができるため、ほかのハチには真似することができないようなアクティブな行動をすることができます。

そこに注目し、人間は、ローヤルゼリーを人間が食べることで健康になれるのではないかと考えるようになりました。実際にミツバチの養蜂をしているところからローヤルゼリーだけをとってきてそれを口にしたところ、強い酸味はあったもののさまざまなよい結果が出たとされています。

ローヤルゼリーの成分と効果

健康に良いローヤルゼリーですが、いったいどのような成分が入っており、そしてどのような効果があるかを知っておくとよいでしょう。成分は、たんぱく質やビタミンなどが含まれており、人間の身体の基本となる成分で構成されています。それに加えて、ミネラルが含まれているのも特徴になるでしょう。特に貴重なのは、デセン酸と呼ばれる成分で、これはローヤルゼリーにしか含有されていないものです。

効果のひとつは、まず疲労回復になります。近年は、不景気の影響もあり仕事をする場合でもかなりハードな毎日を過ごしている人が多くなっています。そんな時にローヤルゼリーを口にすれば、たちまち体力が回復して疲れ知らずの毎日を過ごすことができるに違いありません。

次に、人間の身体の血行促進にも効果があります。人間の体は血のめぐりが良ければ健康的になり、逆に血の廻りが悪いと不健康になりやすいですが、ローヤルゼリーの成分により血行促進を促し、健康維持することが可能です。さらには、冷え性やメンタルヘルスなどにも良い影響を与えています。

他にも高齢者の筋力低下予防や高血圧・コレステロール値の改善、免疫機能の向上など様々な効果が期待できます。

「プロポリス」とどう違うの?

ローヤルゼリーと聞いて、似たような言葉にプロポリスを連想する人も少なくないはずです。どちらも同じような成分のように感じますが、いったい何が違うのか学んでおきましょう。

共通点としては、まずどちらも健康食品でありしかもミツバチが関係しています。ローヤルゼリーの場合には、ミツバチの体液と花粉を混ぜて作りだしたものになりますが、プロポリスは樹木の樹皮をあつめてそれを分泌液と混合することにより作り出すものです。ハチの巣の中では使い道が全く異なり、ローヤルゼリーは女王蜂の食事になりますが、プロポリスは巣に塗っておくものになります。巣に塗ることでどのような意味があるかといえば、ウイルスなどを寄せ付けない効果があります。

この違いからわかるように、人間が摂取する場合ローヤルゼリーは滋養強壮や疲労回復そして美容などに良い効果を発揮することになるでしょう。これに対してプロポリスは、風邪の予防や怪我をしたときに出来た傷口の回復などに役立ちます。

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